2012年12月15日土曜日

avenue

引越しまして、国立住民です。
住みやすくて良い街。
何年かは、お世話になりそう。
むしろ、このへんで仕事したい。

最近は自炊にお弁当作り、
休みはこもって勉強、
仕事は相変わらず和紙屋です。

工房での勉強が始まるまで、
この生活を続けます。

卒制で手織りした和紙は、
なんと家のカーテンになりました。
程よい光を通してくれます。


4回目の1人暮らし。
2年ぶりの1人暮らし。
だんだん上手くなってきたよ。

2012年11月30日金曜日

mute

植物の死


米つぶが
おなかの中に運ばれる
むしゃむしゃ

お茶碗にのこる米つぶが
ごちそうさま
の言葉に衝撃をうける

茶碗の中は静寂に包まれ
米つぶはこの先を想う

涙をながし水分を失っていく

この先にあるのは
水か炎か

そこに辿り着くまでの過酷な旅

植物の死

それはあまりにも静かだ

2012年11月25日日曜日

awareness




自覚という言葉を改めて想います。

お金も仕事もやりたいことも生活も

貧乏でいいなんてこれっぽちも思っていない

こんな生活を選んだのは自分だし、それほど苦痛ではないけれど

ずっとこれでいいなんてこれっぽちも思っていない

自分から飛び込んでいる生き方なのだから、こんな幸せはないと思う。

援助なんて、そんな裕福はいらない。謝らないでお母さん。

わたしには、一緒に頑張れる人がいるよ。

感謝をいつか、時間にして返していきたい。


時間というものに、一番お金がかかる現代。

生きるのに、時間というのは否応なしについて回るやりくりが試練の4次元モンスター


握る鍵は 自覚なのだ


わたしはこの人生で  この上ない気づきを知りたい

その時にきっと わたしの心臓は止まってくれる




2012年11月20日火曜日

gingko



ひとつでも順番を間違えたら
大変なことになる気がする。

ずっと一緒に居られる確信が持てたら
選択肢は広がるのかな

でも一人で立っていなくちゃ
ひとりになることを恐れちゃいけない

大丈夫だよって言葉が
不安に立ち向かう勇気をくれる



2012年11月14日水曜日

cube



きっと誰しもに

開けられない箱が心の中にあって

それは開けてはいけない箱でもあって

こじ開けられたり

叩き壊そうとされたり

ガチャガチャと蓋を揺さぶられたり

すべて自分がするのだ


開けてしまって

いつのまにか自分が箱に閉じ込められ

またこじ開けようとする自分に

怯えるのだ

その繰り返しなのだ


わかったような口をきいて

箱なんて見えていないのに

肋の奥の音のするほうに

四角いなにかを感じる

綺麗な色してて

不気味でならない四角い箱

2012年11月9日金曜日

score

君から発せられていた言葉は、
とても短くとても少なかったのに

歌のように聴こえ
長い詩のように読んでいたんだ

それは本当だったのか
わたしが作り出したものなのか

いまは聴こえないから
わからないけれど

とても心地良かったのは本当なんだ

ただわたしは
その歌を
唄えるようになりたいんだ


***

2012年11月1日木曜日

distrust

なにもかもが 不信になる ただただこわくて 不信を生む この感情の波が いちばん嫌いだ

perch



家々や小さなビルの海

街灯の明かりだけ

それを小高い場所で

眺めたい


止まり木に眠る鳥が眺めるような

静かな生活の音を眺め聴きたい



そんな夜をさがしています

2012年10月26日金曜日

tasting

声色には敵わない

目を見ることには敵わない

触れることには敵わない



勝手に空気を食べては味見をしている






2012年10月22日月曜日

connect

いろんな変化は

同時にやってくることが多く

人と手を繋いで、歩いていることに気づく。

わたしの人生はわたしだけのためにあるんじゃない

手を離すわけには

いかない

それに

離したくない

2012年10月14日日曜日

stinging

どんなに傷ついても、

どんなに苦しくても、

人にトゲはさしたくない。


トゲを持ちたくない。

でもそれは理想で

わたしにもトゲがある。

わたしのトゲがささった人もいるだろう。

トゲる前にグチれ

そういわれても、

グチってわたしには何の意味も持たないんだ。


だけど世の中良い人ばかりじゃない。

それを知ったのはつい最近。

そうか、そうだったんだ。
ていう事実を知り、

それまでの自分が馬鹿らしくなった。

でも気づけたことに、
ほっとした。

そして気づいたからって
自分は揺るがないように気をつけようって、
下を向かないようにした。


強くなんかないけど、
強くなろうと努力はする。




2012年9月30日日曜日

apron


色だらけできったないベージュのエプロンは
首にかけたときにとても憂鬱で
溜息なんかもでてしまう。


でもかける意味はなんだろう

いつもいつもそう思って
馬鹿らしくも悲しくも寂しくもなる

でもかける。

その意味はなんだろう

馬鹿みたいにかける意味はなんだろう


感傷になんかひたるつもりはまったくないのに。

放り出したくなるけれど

放り出したら

意味なんて本当になくなる。



弱虫のくせに鎧のエプロンをかけるから

こんな思いしてるのに。



2012年9月25日火曜日

way

まいにちまいにち飽きもせず

一喜一憂するのです


楽しいと苦しいが 表裏一体なことが多い最近


いつか大好きな人をひっぱっていけるような

そんな

つよい手のひらに

なれるように

鍵を握りしめておきます。




それにしても

いろんな人がいて

いろんな生き方がある


どれも悪くない


自分は って怖くもなるけど

どれも素敵な道に見える道








2012年9月13日木曜日

drifter




drifter



この曲の歌詞が好きで、
ちょっと寂しくもなります。


来年、大変そうだけど、わくわくする生活が待っています。



鍵をかけた感情は、そのままだけど
その鍵をいまは大切に持っておこう。

鍵を渡せる日が来るまで。


がんばろう


2012年9月10日月曜日

obediently

となりで、泣いたり笑ったり怒ったり喜んだりしている人がいたらいいな。
わたしはその喜怒哀楽につられるから、きっとたのしい。
なんて、
思う。



2012年9月9日日曜日

mmm






空が高くて

近すぎていた空気が

少し離れてほっとした。


動きはじめた秋

















2012年9月2日日曜日

precipice

幻滅したり ゲンナリしたり イライラしたり ザワザワしたり 心穏やかでないこの頃 また崖に向かって歩いてるんじゃないかと 思い 無理やりその感情を抑えることがかえって 悪循環になることも知っている今は 静かにこころをぎゅっと握っているのが、 精一杯。 こんなとき、 どうすればいいんだろう。

2012年8月23日木曜日

みること きくこと よむこと




みること きくこと よむこと

考えることより大事なんだけど、
いつのまにか外からの影響を遮断してしまったりして
ものすごく頭がうるさくなって
言葉が一言もでなくなる。

いろんな人達に 会うと
はっ とする

いつのまにか
楽しんでいたことを忘れて
苦しんでたりする

そんなことに気づく。

光る四角い画面に貼りついていた
自分の眼に遠くの風があたるとき

ほっとする気持ちが
まだちゃんと物事を見定める力を失ってないことを
感じさせてくれる。




たくさんの人と、出会いたいと思います。
たくさんの生き方を、教えてもらいたいと思います。

みること きくこと よむこと

結果がでる勉強とじんわりくる勉強

両方おもしろい



落ち着いて本が読める場所みつけた
うれしい

お茶のんで、いろんな話もしたいな


2012年8月21日火曜日

sunset


夕焼けが夜をつれてくる







机いっこだけの部屋でもいいから

寝る場所と同じじゃないとこ

ほしいな







2012年8月20日月曜日

nowhere

今日は さようならをしてきた。 歩いているあいだ いろんな事を考えて 頭の中が騒がしくて ぐちゃぐちゃしたまま それでも歩くことをやめなかったら 辿り着いてしまった。 うるさい頭を無視して さようならをしてきた。 すぐによろけそうでも とにかく今はそうするしかなかった。 わたしはあの夜した賭けに 負けたのだ。 その事実を 軽く流すことができなかった。 今日辿り着いたさようならの場所から まだまだずっと 歩き続けなきゃならないみたいだ。 ちっぽけないちにんげんの ささいなできごと。 わたしはただ、 お茶をのみながらくだらない話をして 笑いたいだけなのだ。

2012年8月18日土曜日

sulk



ふん
















拗ねる


なかなか できないから

心許せる

2012年8月12日日曜日

lack

信じる心。 対人でも、対夢でも、対自分でも。 信じることができていなければ、 その目の前に光は見えないし、 光があることさえ気づかない。 今までの悲しいことや、思考回路の慣れが、そうさせる原因だとしたら、 今どうすればいいんだろう。 この切れそうな輪ゴムみたいな心が、 どうなればいいんだろう。 こんな感情が、表現するためには必要だと言う人もいる。 仕事で肉体疲労。休日に精神疲労。 まだまだ先に光はみえない。 信じたいことが、人が、離れていってしまう前に、 せめて信じてもらえる心はあると信じよう。

2012年8月3日金曜日

dim

少し早めに目が覚めて 夢を見ていたことに気づく。 どんな夢だったのか朧げで、 窓の外の月が居なくなっているのに気づく。 月と一緒に浮かんだ顔は、 はっきりしてたと思ったけど、 いま浮かぶ顔は、 曖昧で ぼやけてて わからなかった。 夜の濃さは夢と一緒に溶かされて 朝の薄さを迎える そうやって 夜と朝のあいだに 息をつまらせ息を吐いて いま5時半。 おはようございます。

2012年7月27日金曜日

end roll

もう気持ちに嘘つくのはやめよう。 うまくいかないこともある。 悲しかったり、傷ついたり、 涙は絶えないけれど、 もう、終わり。 これからも、たくさん嫌な思いしたりするんだろう。 それに向かうために、 過去の傷にいつまでも涙してられない。 この話題も、もう終わり。 勉強したいこと、たくさんできた。 がんばろう。

2012年7月26日木曜日

reset

再生ボタンもなければ 巻き戻しも 早送りもないこのからだ しかし リセットボタンだけは あるんじゃないかって ホクロ押したり 乳首押したり してみるの でも本当は どこにあるかわかってて 押せないこともわかってる 遠くでみている知らない子 どんな気持ちでいるかなんて わからないし知りたくないけど 笑っているから 平気なんてことは ないってことくらい わかってるよ せーので リセット 押せたらいいのにね あと どれくらいかかるかな

2012年7月23日月曜日

flags flying









どうしたらいいか  わかった気がする  そんな日でした

2012年7月19日木曜日

defect

実は もう 傷つきたくない一心で 逃げてることが あって どうしても 一歩踏み出せずにいる

2012年7月13日金曜日

presence








くもったガラスを磨いて こんなにも澄んでいたのかと

知ってほしいと思った。


そこにあるたくさんの 素敵なものはみんな

ただただそこにいて

ひっそりと見守っていた。


いつかまたゆっくりと見つめてもらえるように

ゆっくりと手にとってもらえるように


埃を被っても 角のすみっこでも

きっと 好きでここにいるもの達で

ちゃんと持ち主の愛を知っている





こんなに愛にあふれてる家が

大好きで

わたしは戻った。


もちぬしは きっと大事なことを探してるんだろうけど

自分が生んだ大事なことは とても近くにある


そう思う。



そんなこと。



ものの気配。



それからわたしも好きでそこにいる。


たくさんの素敵な気配をもらう。


ありがとう。









2012年7月11日水曜日

emblem



雨が


待ってる


どこまでも





あるところでは


風が

追い立てる

どこまでも









立っていようと決めた場所があり
そこにはきっと気づかれないしるしを付けた

いつその場を離れても
いつでも戻ってこられるように










2012年7月4日水曜日

eat





わからなくて困惑する気持ちを

コロコロまるめてぱくっとして

むしゃむしゃして

ごっくん


したいけど食欲がわかない


今いちばん食べたいのはグレープフルーツはちみつ漬け


元気のもとなのです


明日またつくろう

2012年6月27日水曜日

endless



たとえば

眼球が宇宙だったら


宇宙の外は

また宇宙だ








訳のわからない事を考え続けて
無駄だと思う時間が無駄だということを
言い聞かせながら ひたすら考え続ける
そしたら何か見えてくるんだろか
いまのところ 何も見えてませんが
描くことや創ることに関して
ごちゃごちゃ言葉にするのは好きではないし
苦手です
でも必要だと思います 
ただ何がしたいの何がやりたいの伝えたいの
そんな風に聞かれたら

「わたしの尊敬する人は祖母です
憧れは祖母です
それに気づいたのは4年前でした

その気持ちを突き詰めたら
その辺の質問には答えられる気がします」


と 答えられるようになりました


とろい。






2012年6月22日金曜日

puzzle




たとえば

見えないホクロを知ってても


てても


その人のピースは揃わない



たぶんずっと




完成しないから

にらめっこするのよ







2012年6月16日土曜日

2012年6月10日日曜日

petal





どこにいようが

なにをしていようが


どこにいよう

なにをしていよう



地面をするすると動き回る

先端に毛を携えたたくさんの柔らかい集団の中で

柔らかいするすると動き回るひとつが

気球に乗りたいと

上を向いている時


その姿を

見ている時を過ごしているひとつが

いるということだけで

柔らかい集団はできている

2012年6月4日月曜日

weather vane






風が吹けば

風の向かうところを指す


その場から動かず

来ては過ぎ去っていく風を見送る




紫陽花の咲き誇る道は

春には蒲公英が咲き乱れていたんだよ

季節を感じられるように


あと何度

季節の訪れを知らせることができるだろうか




2012年5月31日木曜日

speaker



真面目に生きてる

つもりが

そう

思われない時もある


不真面目だと感じている時ほど

真面目に捉えられている

ことが

ある




どうしても笑って過ごしてしまう

それが

本当の

居場所だとは思えず


黙っている時ほど

癒されてるんだって

気づく



つまらないと

言われてしまうかもしれないけど


家の中は

笑顔と沈黙が

織混ざっているといい



2012年5月23日水曜日

ask




雲を見つめて クジラを見つける

トイレの便座に座りこみ 眼の前の壁紙を見つめて 鳥を見つける

ベッドの上から 天井を眺め 虫を見つける

意味を問うなんて

無理です私には

嘘だとしても そこに居る

眼の前に見えるものの信頼は通り越し

雑多なリズムと軽快な音楽を聴く耳の奥

いらない言葉と 吸いたい空気

そこにある置いてきぼりの自然は

眼に見えるものの束の間の動きにひょっこりと顔を出し

そこを見ろと 眼を凝らす

無の意識に本当に知りたい事柄がある


知ったところで

意味を問うなんて

無理です私には



2012年5月19日土曜日

2012年5月16日水曜日

lost

こんなことになんの意味が そう思って眉毛が下がる。 じゃあどうすればいいんだって 死んだ魚の眼になる。 でも意味なんてわからなくても 前向いてるだけいい やりたいならやればいい そう思って姿勢を正す。 元気をくれる料理を待って わたしは茶色の髪ゴムを いつのまにか失くしていた。 それと同時に、 失くしたいもの、失くしていた。

2012年5月14日月曜日

sail




うんうんと

流れる


どんぶら



めがねの向こうに

眼がのぞいているけれど


それは横を向いていた


布団のむこうに

眼がのぞいているけれど


それはかたく閉じていた



うんうんと

流れる

どんぶら



前髪の向こうに

眼がのぞいているけれど


奥には違う世界が映っていた



うんうんと

足をつき

流れる



見つめども

合わない眼



いつか

それらの眼に

わたしは映ることが

できるのか


わからずに


うんうんと

先へ

流れる


どんぶら






ちょっとつかれた


長旅


2012年5月9日水曜日

zun







焼く前のパン生地は


はやいとこオーブンで焼かれなきゃ








プリンは

蒸さなきゃ



豆は

挽かなきゃ



はじまり に戸惑って


目の前のものを
触って変えて

気を紛らわそうとしてる



2012年4月27日金曜日

eraser


知らない事だらけなのに

消そうとする

すべてを知るには たくさんの傷を作って


すべてを知るには たくさんの荷物を背負って




消そうとする

居座る


「何も害はありません」



消そうとする

口角をあげたその顔から

目尻のしわを消す



呼び起された

こまかな字消し







2012年4月26日木曜日

frederick




レオ=レオニのフレデリックという絵本


このお話の中に出てくる

フレデリックという
野ネズミの生き方を

この世の中で

していくことが
一番気になる生きかたです





2012年4月20日金曜日

再開します


再開いたしました。

きっとまたいろいろ書きます。


Sica もはじまりました。

それについても、

書いていこうと思います。



よろしくお願いいたします。

2012年1月4日水曜日