2013年4月25日木曜日

紅掛空

ここはわたしの備忘録

話さなくても良いこと

聞かなくて良いこと

だけど読んでいるあなたは

だれですか?

きっとわたしは個人的な綴りのくせに

誰かに読んでもらうことが

嬉しいと思っている

ただ、だれか知ってしまうと

あなたのことを考えてしまうから

わからないことが

続く理由


さっき考えごとの中で

苦しい幸せと虚しい幸せ

それ以外の形容詞をつける幸せが

どれもしっくりこなくて

ああ、それしか知らないんだなと

思ったのでした。

自分の経験がすべてそうだったというのではなく

ただ、その二択しかないと思っていただけで

他にもあるのか気になった。

つけられる形容詞はいーっぱいある

でもまだどれも知らない

それを明日から探してみようと


形容詞はみつかった?

そんな質問が
いつかもらえるように。

2013年4月24日水曜日

山吹

今日は久しぶりの休みで

好きなことしようと、何がしたいか考えてみたけれど

何もなかったので

勉強した。頼まれものを制作した。

やりたいことないの?と

悲しくなりそうになったけど

やりたいことはたくさんある。

行きたいところもたくさんある。

でも1人じゃつまんない

どれも誰かとしたいこと。

でもみんな今日は仕事してる

世の中のサンデーがランダムだったらいいのに

そんなくだらないこと嘆きながら

お休みの日が終わろうとしてる

2013年4月22日月曜日

可視光

白であることも

何色であることも

任せてみようと思う。

決して放棄ではなく

浸透する母体は自分にあるということ。

そして自分が色を映し出すということ。

レオ=レオニの

「じぶんだけのいろ」という絵本を思い出した。

絵本は子どもが読む本だけれど、

大人が感動しなければ伝わらない、素晴らしい言葉の集積だと思う。

言の葉としてのことばというニュアンスで。



これから、
きちんと色を放ってみようと思う。

浸透させていこうと思う。

色の中の色も大好きだ。


いってきます。

2013年4月18日木曜日

深緋

立っていても横になっていても

心臓の居場所が見つからない

音を聞いてやるけれど

心臓は物言わず

けれど
ときたまリズムを壊し
忘れさせてはくれないのだ

神様に心臓を渡し委ねてしまいたいが

まだここで

訴え続けることをしていたいみたいだ

息づかいに

悶えるからだに

心臓は期待し

委ね甘えている

安心を正面に映し
今日もまた心臓をなだめすかし

指折り数える春に



2013年4月11日木曜日

錫色

涙をとって

ためてお金になればいいのに。

涙を流すことも惜しいと思うほど

すべてを吸い込んでおきたい。


ぶっ倒れる前になんとかしなきゃなぁ

2013年4月9日火曜日

白磁

頑張れる場所があるって
いいこと

みつけるって大切なこと。


今まで自分の存在意義とか

必要とされたいとか

そんな言い方しかできなかった。

だから人に求める言葉も

必要なんだと思わせてくれる言葉。

喜びはそこにあると思っていた。

「お手手繋いで」

そんな関係を望んでいた。

それは、自分の未熟さと曖昧さが

必要かどうかで判断しようと

ぼやけた不安から逃れようと

していたことの現れだった。



相手から必要とされていれば、

自分は必要としなくても良い。

必要を必要としているから矛盾ではあるけれど

ものすごく生気の薄い考え方だ。


でもいま、
喜ぶ言葉が変わった。

嬉しいと思う事柄に、影がなくなった。

それしか実感できていないけれど、
とても、素敵な実感だった。



ここがなくなるのも、
もう少しかもしれないな。

2013年4月8日月曜日

眠れない時に、なぜ眠れないのか考えてしまうから

朝焼けがみたいのに、なぜ眠れないのか考えてしまうから

胸が高鳴って、眠る理由をなくしてしまうから

身体は疲れているし

風邪をひいているけれど

いましかないと思うと

やっぱり胸は高鳴るし

やっぱり眠りにつけないものです


恐ろしき春

2013年4月4日木曜日

浅葱色

やっとここまで辿り着いた



「このみちは   どこへ   いくのじゃり?」

「このみちを   ずぅっと   いくと、
    あおい おおきな   かみさまが   いるんじゃり。



ジャリおじさんを読みながら

夜を越えて

朝を迎えた

やっと、光の中風に乗ることができるのではと

辿り着いたそのまた先の   夕暮れへ

ふわふわ漂うことを夢みながら

光の中出会う人や風景はどんなだろうと

今日は横たわり

明日を待つ