崖から
おっこち
波にのまれ
あっぷあっぷしながら
生きる事にもがくことさえ
恥ずかしくおもい
いっそきれいに走馬灯を心に染ませ
海に沈んでいけばいい
わたしの生き方は
美しい映画のように 終わればいい
どんなに現実が 泥臭く 洗濯物くさくても
洗濯バサミさえ
美しく見ていたい
すべてを美に置き換え 求めていれば
心も美しく 澄んでいられる
そんな気がしてならないから
そんな愛と美がほしいから
いつまでも 在るべきところを探している
それがこの世にないのだとしたら
私は迷わず 波にのまれる
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触りごこち
触れる
ごこち
温度
湿度
脆いか 強いか
なでる
愛でる
ずっと
か弱い
人間のはだ
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自分は人と違うから
そんなことを思っている人はたくさんいるでしょう
違うけど同じ
それを感じた時、人は人を大切に思い、自分を外側から見る事ができるでしょう
同じだと思っていたら 違った
そんなこともあるでしょう
それを感じた時、人は信じる心を失い、自分という個を新たに発見するでしょう
面白くなってきた
そんな風に思うかもしれない
それを感じた時、ものすごく人は魅力的になるでしょう
永遠につづく この連鎖
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「自分は人と違うのよ」
「そんな事を思っている人はたくさんいるよ」
「違うけど同じ」
「それを感じた時、人は人を大切に思い、自分を外側から見る事ができる」
「同じだと思っていたら 違った」
「そんなこともあるよ」
「それを感じた時、人は信じる心を失い、自分という個を新たに発見する」
「面白くなってきた」
「そんな風に思うかもしれない」
「それを感じた時、ものすごく君は魅力的だ」
「永遠につづくのね この連鎖は」