2015年5月31日日曜日

2年

2年が経ち

もうここは蜘蛛の巣が張った空き家のよう


でも今日は

また足を踏み入れた。

見てくれている人はいるのか
わからないけれど




ずっと待って

私自身忘れて

意識の遠くに

とても微かだけれど残っている靄

身を置く感覚が

どれだけ鈍っているか今わかる

言葉にも慣れない

これが朝靄だと良いのだけれど