あなたの想う未来は、必ずやってくる。
そのために、今がある。
独りでも、あなたの元を去った人がいても、悲しいことじゃない。
どこかで、みんな生きているから。
それぞれの人生を生きているから。
あなたはその人生に、少しだけ関わった。そのことを誇りに思いなさい。
触れては離れる、それは必然だったのよ。
あなたがまだ、風のなかにいる限り、
綿毛の様に旅をしなさい。
種を持ち、運び、やがて訪れる柔らかい土を夢みて、飛び続けるのです。
そして綺麗な花を咲かせるように、
綺麗な心でいるのです。
いつか愛する人を、仕事を、
心から愛せる様に。
種ばかりに目をやってはだめ。
風はいろんなことを見せてくれる。
大事な鍵となる前兆を、見逃さないで。
その場の悲しみに、溺れないで。
あなたはふわふわの小さな綿毛なのだから。
風と一緒に、何を運ぶかはあなた次第なのよ。