2012年11月14日水曜日

cube



きっと誰しもに

開けられない箱が心の中にあって

それは開けてはいけない箱でもあって

こじ開けられたり

叩き壊そうとされたり

ガチャガチャと蓋を揺さぶられたり

すべて自分がするのだ


開けてしまって

いつのまにか自分が箱に閉じ込められ

またこじ開けようとする自分に

怯えるのだ

その繰り返しなのだ


わかったような口をきいて

箱なんて見えていないのに

肋の奥の音のするほうに

四角いなにかを感じる

綺麗な色してて

不気味でならない四角い箱

2012年11月9日金曜日

score

君から発せられていた言葉は、
とても短くとても少なかったのに

歌のように聴こえ
長い詩のように読んでいたんだ

それは本当だったのか
わたしが作り出したものなのか

いまは聴こえないから
わからないけれど

とても心地良かったのは本当なんだ

ただわたしは
その歌を
唄えるようになりたいんだ


***

2012年11月1日木曜日

distrust

なにもかもが 不信になる ただただこわくて 不信を生む この感情の波が いちばん嫌いだ

perch



家々や小さなビルの海

街灯の明かりだけ

それを小高い場所で

眺めたい


止まり木に眠る鳥が眺めるような

静かな生活の音を眺め聴きたい



そんな夜をさがしています

2012年10月26日金曜日

tasting

声色には敵わない

目を見ることには敵わない

触れることには敵わない



勝手に空気を食べては味見をしている






2012年10月22日月曜日

connect

いろんな変化は

同時にやってくることが多く

人と手を繋いで、歩いていることに気づく。

わたしの人生はわたしだけのためにあるんじゃない

手を離すわけには

いかない

それに

離したくない

2012年10月14日日曜日

stinging

どんなに傷ついても、

どんなに苦しくても、

人にトゲはさしたくない。


トゲを持ちたくない。

でもそれは理想で

わたしにもトゲがある。

わたしのトゲがささった人もいるだろう。

トゲる前にグチれ

そういわれても、

グチってわたしには何の意味も持たないんだ。


だけど世の中良い人ばかりじゃない。

それを知ったのはつい最近。

そうか、そうだったんだ。
ていう事実を知り、

それまでの自分が馬鹿らしくなった。

でも気づけたことに、
ほっとした。

そして気づいたからって
自分は揺るがないように気をつけようって、
下を向かないようにした。


強くなんかないけど、
強くなろうと努力はする。